最近はパソコンの話ばっかりで写真そっちのけですね(汗)

さて、キーの配列変更をしてみたついでにX100eのキーボードレビューを書いてみます。

(クリックで拡大)   


Deleteキーの位置(黄枠)


 上の写真を拡大して貰えば分かりますが、X100eのキーボードではBackspaceキーの上がDeleteキーではありません。慣れれば問題無いのかもしれませんが、ちょっとズレ過ぎかも。これがこのキーボード唯一の欠点だと思います。
レジストリを弄れば配列変更出来ますが、直接やると結構めんどくさいのでフリーソフトのChange Keyを使用。EndだけDeleteに変われば良かったのですが、どうせHomeもEndも両方使わない(使った事がない)ので黄枠で囲まれた3キーは全てDeleteキーにしておきました。

カーソルキー付近(青枠)


 ブラウザやエクスプローラーでの戻る/進むはAlt+カーソルキーのショートカットが便利ですが、X100eには右Altが存在するため片手で操作が可能です。これがなかなか重宝しています。書いていて気が付きましたが、これがもしアプリケーションキーだったとしても配列変更で右Alt作れますね・・・。
 もう一つ、PgUp/PgDnキーが秀逸です。ブラウジングでページのスキップスクロールをする際に使用するのでスクロールキーの近くに配置してあるのは便利ですが、Wordなどで文章入力中にカーソルキーと間違えて押してしまい、ページ送りをしてしまうという諸刃の剣です。X100eのPgUp/PgDnキーはそこがよく考えられていて、他のキーよりも背の低い別形状のキーとなっています。これなら誤爆する事はありません。かといって押しにくい訳ではなく、ストロークのほとんど無いポチポチ系のボタンで良い感触です。

ウルトラナビ付近(白枠)


 ウルトラナビという大層な名前が付いていますが、他のメーカーでは当たり前の装備であるタッチパッドです。マルチタッチ対応で、拡大縮小やスクロール操作などが便利。また、膝の上などにパソコンを置いて作業する際に通常位置のクリックボタンは腹部付近なので操作しづらいですが、X100eはトラックポイント用のクリックボタンをタッチパッド上部に備えるのでこちらを使えば便利です。また普段の御姿勢では通常位置のクリックボタンがフレームからはみ出す形状で押しやすい。ボタンのクリック感はキーボードのそれに近く、ストロークの大きいタイプです。

キーボード全体


 忘れてしまう所でしたがキーボードそのものについて。人によってキータッチの好みは分かれるものなので個人的な意見に留めておきたいのですが、高速でタイピング出来るキーボードというよりは打ち心地の良いキーボードだと思います。
 キーボード自体に「たわみ」が無く、キーがぐらつかずにストロークし、沈みきった後にグニャグニャしない底打ち感があって・・・自分も含めて上からキーを叩くような打ち方をする人には気持ち良い打ち心地なのですが、高速でタイピングする人の中にはキーの上を撫でるように指を動かす人が居て、そういう人は若干指が引っ掛かるような感じがするようです。後者であるうちの妹によると「まぁ少し慣れたらいけそう」らしいですが良く分かりません。

長々と書きましたが、なんだかんだで実際に店頭で触ってくるのが一番という結論にしておきます(えー